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SHINANOYA SAKEDORI SHOPブログ
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お知らせ
2018/02/09【スコットランド出張記Vol.3】5th visiting  クライヌリッシュ
いつもお世話になっております。

SHINANOYA NET SHOP

見習いの(あ)です。

前回の初めての更新後、ブログを拝見したよ!等、お声をかけて頂いた方々ありがとうございました。
拙文&不定期更新にはなりますが、今後もお付き合いの程よろしくお願いいたします!!

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本日のナイトブログは
前回ご紹介させて頂きました
【スコットランド出張レポート&
おすすめ商品紹介♪

の第三段です!
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弊社が毎年実施している
スコットランドバイイング出張。
昨年2017年は10月末〜11月に実施。
各生産者を直接訪れ、
テイスティングはもちろん
実際の現場での情報交換や視察など
多彩なコンテンツ満載の10日間となりました。

今回は、出張の移動中に見学させていただいた蒸留所より、
クライヌリッシュ蒸留所をお届けいたします!
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[4th visiting : CLYNELISH
DISTILLERY]


グレンモーレンジ蒸留所を経ち、
我々はひた北上していきました。

木々も美しく紅葉して、すっかり秋の気配。

今回のバイイング出張では、東はアバディーンより入国して、
東、北、西、南、そして、グラスゴーへとスコットランドを縦横無尽にレンタカーで走りましたが、
それぞれの地域毎に、個性的な景観が広がっていて、こういった異なる風土というものが、少なからず、
シングルモルトの多様性に寄与しているのかもしれないなーなんて思ったりました。



日曜日ということで、この日は商談もお休み。
様々に寄り道を多々しながら、北上していきます。(後日ご紹介することになるかもしれません…)

そして、北ハイランド地方は、ブローラの地、クライヌリッシュ蒸留所に到着!
クライヌリッシュは日本でもファンの多い蒸留所の一つですよね!


スコットランドの気候は変わりやすく、
グレンモーレンジ蒸留所を過ぎ、海峡付近では、
霧雨に包まれ、冷たい風が横殴りに吹き付けていましたが、
ブローラの街についた途端の、この夕刻の晴れ間でした。とても美しい瞬間。
斜陽が美しく、空気は澄んでおり、近くの石垣にはハリエニシダが生えていました。

触ってみると、うっかり血が出るんじゃないか、と言う程、
硬く鋭かった。正に、針のような植物でした。


クライヌリッシュ蒸留所は、1819年 に設立。1925年には、DCLの傘下になります。
当初のオリジナルにあたる、ブローラ蒸留所は1983年、ウイスキー不況時代に閉鎖しました。
1967〜1968年、そのブローラ蒸留所に隣接する形で、新しい蒸留所が建設。
それが今のクライヌリッシュ蒸留所と呼ばれ、同じ敷地内に2つのクライヌリッシュがあったことは、
モルト愛好家の間では、有名なお話ですよね〜



(上)丘陵に佇む、ブローラ蒸留所。

侘び寂び、古い物に対して美意識と畏敬の念を抱く、我々日本人には
近代的な現クライヌリッシュ蒸留所よりもブローラの方が愛着を抱く佇まいであるかもしれません。

そういう我々もボス共々、
そんなブローラ蒸留所の趣深い雰囲気に、思わずテンションが上がってしまいました!


蒸留所には、ちゃんとしたビジターセンターも併設されており、
中では、ウイスキーは勿論、クライヌリッシュのロゴ入りグッズ等を
買うことが出来ます。また、有料でウイスキーの試飲も出来ました。



今回の出張を通じて感じることになる、ボスの持ちうる強運も大いに手伝って(笑)
本日最後の16:00からの有料ツアーにギリギリのタイミングで、参加することが出来ました。

クライヌリッシュと先程感動したブローラ(跡地)それぞれの蒸留所見学と、
ツアーの後、4種類のテイスティングを行えるという内容でした。


(上)ブローラ蒸留所のキルン塔

但し、外観以外の蒸留所内の写真撮影は出来ないとのことで、
残念ながら、ほとんど写真がありません…。

我々が一体、現地ツアーで何を見たのか、
読者皆様には大変申し訳ないですが、
ブローラのキルン塔の写真で想像シテクダサイマセ。

奥ゆかしいブローラ蒸留所内は勿論、
クライヌリッシュ蒸留所のスチルハウスから臨む、
芝生と海はとてもキレイだっただけに、とても残念です。

そして、案内のガイドさんの英語が鈍っていたのもあるのか、
異様に早くて,聞き取れなかった!泣

若い風貌ながら、結構テクニカルな部分の説明までできる優秀なスタッフのようで、
しっかり理解できなかったのは、もったいないことをしたなーという気がしました。



(上)クライヌリッシュ外観

ツアーが終わると、すっかり陽が傾き、
海から強い風が吹き付けてきました。

夜には、商談も含め、ドーノックへ向かわなければ…。
ということで美しいブローラの街を後にする我々でした。

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『クライヌリッシュ ボトルのご紹介 
そんなクライヌリッシュ蒸留所から
今回、三本ピックアップさせて頂きました。

まず、ご紹介するのは、

シグナトリー ニューカスク シリーズより
クライヌリッシュ[1995]21年リフィルシェリーバット#8672 です。



SIGNATORY NEW CASK CLYNELISH [1995] 21yo REFILL SHERRY BUTT #8672


今回のスコットランド出張でも訪れ、沢山のカスクサンプルを提供して頂きました。

手頃な価格から一部でエントリー向けとの評価もあるシグナトリーですが、
その懐は深く、飲み熟した上級ドリンカーにも十分満足してもらえるクオリティです。

コストパフォーマンスに定評のあるシグナトリーですが、
モルトの値段高沸の波は、確実に影響を及ぼしてきています。

今回の出張でも個人的に強く感じましたが、
今後こういったカスクは価格高騰してしまうことが大いに予想されますので、
人気蒸留所の1990年代原酒は一本抑えておいても良いのではないでしょうか。

同社のリフィルシェリー樽クライヌリッシュは、
やや口開けが硬い時がある印象ですが、時間が経つにつれ、
次第に開けて、美味しくなっていくことも多いので、
開けて、ゆっくり飲み頃を待つなんていう飲み方もいいかもしれません!



『クライヌリッシュ ボトルのご紹介◆
そして、次のオススメボトルもご紹介!


続いて、ご紹介するのは、
ウィームスより
クライヌリッシュ [1997-2015] The Highland Mariner(ハイランドの水夫)です。



WEMYSS CLYNELISH [1997-2015] The Highland Mariner 
クライヌリッシュの中では蒸留所のハウススタイルが秀逸に体現されたヴィンテージとしてファンの間でも認知されている1997ヴィンテージ。

カスクストレングスからは一転、
ノンチル・ノンカラーで46%、シングルカスクでのボトリングが特徴の一本です。

同社のクライヌリッシュも何本か、弊社にも在庫がございましたが、
この{
The Highland Mariner}は、タイトルの通り、どこか塩っぽさを感じる仕上がり。

実際にテイスティングしてみましたが、全体的に落ち着いたトーン。
樽の影響もあって、蜜蝋やハニーコムの甘い香りが序盤、結構しっかりしています。
バランスも良いです。特筆すべきは、余韻の塩っぽさが面白いこと!

中域から余韻にかけて伸びていくクライヌリッシュを求める方には、やや物足りなさもあるかもしれませんが、

華やかでワクシー!というカスクとはまた一味違う、ボトラーのシングルカスクらしい個性を楽しめる一本です。


 

クライヌリッシュ ボトルのご紹介
そして、最後のオススメボトルもご紹介!
ゴードン&マクファイル レアオールド クライヌリッシュ [1972-2016]です。

クライヌリッシュの伝説的なビッグヴィテージの1972ヴィンテージは今や大変貴重な存在であり、
40年以上もの熟成を秘めたリリースはモルトシーンでもほとんど見かけられなくなることでしょう。

ブローラ蒸留所との並行稼動していた時期の一本です。
さすが老舗GM。人気蒸留所の、人気VTがまだあるとは…。



GM RARE OLD CLYNELISH [1972-2016]


今回、縁があって、直接テイスティング出来る期会がありました。

一言。
美味かったです!(ズバーン)

複雑な古酒系香木のアロマ。豊かで濃厚な熟成感のある麦芽風味。
42.2%とやや枯れ気味ながらも、持っているコンテンツが豊富で、
時間経過によるアロマ・味の変化も多彩です。

そして、内陸系ピートを感じるクライヌリッシュでした。

GMらしいシェリー感も余韻にかけて存在感を放っております。

このピートと良質なシェリー樽、熟成感と柔らかくリッチな麦芽風味が、
複雑に絡みあいながら、変化をみせていき、見事です。


経年によって、たしかに失われてしまったものに気づくことが出来るけれど、
それ以上に、この年数をかけることででしか到達し得ない領域に達しているなーと感じました。

高額ながら、決して裏切ることはないクオリティでした。
もしご予算が許すのであれば、是非おすすめです!

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それでは今回のブログはここまで。
みなさまの"酔い"夜をお祈りして♪


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