ボトラーリリースでは少数派となるグレンギリー。1990年代前半の中熟クラスでは時折マーケットを驚かせる仕上がりのボトルも輩出されており、興味深いところです。
20年を過ぎ、今後もますます楽しみな試しておきたい1本です。
(以下、メーカー資料より)香りは黄桃、プラム、オレンジといった豊かなフルーツのトーンにバタークリーム、バニラ。味わいは豊かで桃のコンフィ、キャラメル、ジンジャーの蜂蜜漬け。遅れてハイランドらしいピートスモーク。
1698年に創業したロンドンの老舗酒商BBR(ベリーブラザーズ&ラッド)は1903年のキングジョージ3世に始まり、現在まで英王室・ロイヤルファミリーに王室御用達酒商として仕えてきた名門。今ではエリザベス女王とチャールズ皇太子という2つのロイヤルワラントを預かっています。その歴史に相応しい多くの蒸留所との密接な関係から、 ブレンデッドやブランデー、スピリッツも手掛け、原酒のストック・扱いに対するノウハウの厚みに裏打ちされた世界市場でも支持の高い豊富なリリースを輩出しています。
ラベルにロイヤルワラントを冠した、日本市場への割り当ても少ないベリーズオウンセレクションはマーケットの定評も高く、レトロラベルと並んで同社のブランドの信頼を体現するシリーズです。
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