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ディプロマティコ レゼルバ エクスクルーシバ

商品コード:7594003620059

SOLD OUT
価格:税込5,060(税抜 4,600円)

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甘く、芳醇で、フルーティな
スーパープレミアムラム



芳醇で重厚、ドッシリとした甘味!酸味を感じるあんずや桃、パイナップルのフルーティさ、メープルシロップのような甘味と、それを際立たせるスパイスとチョコレートの苦味。4000円台中盤ながらも20以上の賞を獲得しています!トレンドでもあるコーヒーやお茶との組み合わせにより作られるカクテルは多彩な味わいをもたらします!!
 



 

受賞・評価


Best Distillery 2013
Best Master Blender
The 1 Trending Rum at World's 50 best bars
SAN FRANCISCO WORLD SPIRITS COMPETITION 2016 DOUBLE GOLD
ULTIMATE SPIRITS CHALLENGE 2017 GREAT VALUE
WINE ENTHUSIAST 2018 SPIRIT BRAND OF THE YEAR
THE RUM AND CACHACA MASTERS THE SPIRITS BUSINESS GOLD 2019
など、30以上のコンテストでの受賞歴を誇ります!!



 

生産者(蒸留所)について


スペイン系ラム・ディプロマティコを製造するウニダス蒸留所(ディスティレリアス・ウニダスS.A.蒸留所、D.U.S.A.)は、62年前の1959年にベネズエラ・ボリバル共和国 ララ州 ラ・ミエル町で創業致しました。地理的にはベネズエラの中でも北西部・世界最高峰のラムを生み出すピュアな水が流れるアンデス山脈の麓に位置しており、ラ・ミエル町の「ミエル」は、スペイン語で蜂蜜という意味を持ち、蒸留所の仕込み水として利用される水源の味わいを表しています。平均気温は昼間は30-31℃とベネズエラの中でも年間を通じて気温が高く、また、ベネズエラらしく夜間は20℃と、日中の日差しは強く温暖ですが寒暖差があり、朝晩は比較的涼しく、多湿な環境で製造が行われています。蒸留所の周囲には、サトウキビ農園(自社サトウキビ農園)を所有しており、原料の製造から瓶詰まで全ての製造工程を自社で行っています。ボトルに描かれている人物はドン・ファンチョ氏。スペイン語でラムの外交官を意味する「ディプロマティコ」と呼ばれた彼は、ラムなどの飲料品質向上のため、原材料や技術の研究に情熱を注ぎ、環境の保全こそがラムの製造に重要であると説きました。ディプロマティコを作る上で情熱と価値の証として、肖像画は掲げられています。
 



さらには、2003年11月4日に制定され、わずか16銘柄のみが取得しているラム酒の原産地呼称(DOC:Denominación de Origen Controlada )であるロン・デ・ベネズエラ(Ron de Venezuela)を取得しており、これにより地理的位置、気候、水、土壌、原料の品質が保証されています。この原産地呼称は、下記の高い水準の要件を満たさなければなりません。

・材料は、ベネズエラ産のサトウキビ、又は、糖蜜を使用
・熟成は、ホワイトオーク樽で最低2年
・アルコール度数は、40~50度で瓶詰め

上記規定に沿わなければロン・デ・ベネズエラとして認証はされないため、一般的なホワイトラム(ステンレスタンクで熟成)は造れない事を示しています。



 

ディプロマティコが出来るまで


ラムの製造工程は原材料の製造から発酵・蒸留・熟成・ブレンドに分けられます。
 



【原材料の製造】
まず原料のサトウキビは、パートナーの製糖工場に送られます。そこでは、サトウキビジュースが加熱されたものを「シュガーケーンハニー(シロップ)」、シュガーケーンハニーを遠心分離機にかけて、結晶化している「砂糖」と、結晶化しなかった「糖蜜」に分けられます。
発酵工程ではラムのタイプ別に原料が選択されます。ラムのタイプは用いる原料によって製法を変え、ラムの骨組みになる部分を変える事で芳香成分や旨味成分を変えています。
※下記はディプロマティコでの製法のため、一般的なラムの製法とは定義が異なる場合があります。

1.アグリコール製法
経年による変化が激しく、楽しみがいのあるタイプ。
「サトウキビジュース」をそのまま発酵・蒸留したラム。

2.トラディショナル製法
一年を通した製造が可能なので生産量を確保しやすいタイプ。
サトウキビジュースを加熱し、出来たシロップを遠心分離機にかけ2回目と3回目に出てくる「糖蜜」を発酵・蒸留したラム。
遠心分離機2回目3回目に出てくる糖蜜は、シュガーケーンハニーに比べて糖度が合わせて48-52%と低い。

3.ハイテストモラセス製法
一年を通した製造が可能なので生産量を確保しやすいタイプ。
サトウキビジュースを加熱し、出来たシロップを遠心分離機にかけ1回目に出てくる糖蜜を「シュガーケーンハニー(シロップ)」と呼び、これを発酵・蒸留したラム。シュガーケーンハニーは遠心分離機2回目3回目に出てくる糖蜜より糖度が60%と高い。

 


【発酵】
ディプロマティコではサトウキビジュースを加熱し出来たシロップを遠心分離機にかけて出てくる順番によって発酵のやり方を選択しています。
1.ヘビーウォッシュ
サトウキビジュースを加熱し、出来たシロップを遠心分離機にかけ1回目に出てくる糖度60%の糖蜜である「シュガーケーンハニー(シロップ)」を25%、水75%を入れ、自社製の酵母を投入したら、32℃で48時間、液体を撹拌していきます。こうして出来るアルコール度数8%のものを「ヘビーウォッシュ」と呼びます。

2.ライトウォッシュ
サトウキビジュースを加熱し、出来たシロップを遠心分離機にかけ2回目と3回目に出てくる糖度48-52%の「糖蜜」を25%、水75%を入れ、自社製の酵母を投入したら、32℃で24時間、液体を撹拌していきます。こうして出来るアルコール度数8%のものを「ライトウォッシュ」と呼びます。

 


【蒸留】
ディプロマティコでは蒸留を2回に分けて行い、1回目の蒸留は全てステンレス製のコラムスチル(連続式蒸留機)を使用しますが、2回目の蒸留工程では3タイプの蒸留機を使い分け、「ヘビーラム」「セミヘビーラム」「ライトラム」と作り分けています。

1.ポットスチル(単式蒸溜機)で仕上げる「ヘビーラム」
スコッチウイスキーにも使用されるポットスチルで蒸留すると、サトウキビ(原料)由来の風味を残しやすく、重く、深く、そして豊かな味わいに仕上がります。
シュガーケーンハニーからできたヘビーウォッシュをステンレス製のコラムスチル(連続式蒸留機)に投入し、アルコール度数45%の初溜液(1回目の蒸留で出来たアルコール溶液)を作り、それをポットスチルに入れて10時間かけて蒸留を行います。2回目の蒸留で出来たアルコール溶液はアルコール度数80%となり、これを「ヘビーラム」と呼びます。
※ここでは、ウイスキー同様に、毒性や不快な成分を除去するミドルカットと呼ばれる工程が入ります。

2.バッチケトル(半連続蒸溜機)と呼ばれるバッチ式のケトルで仕上げる「セミヘビーラム」
バッチケトルとはカナディアンウイスキーや富士御殿場蒸溜所でも使用される半連続蒸溜機で、連続式蒸留機より原料由来の香味が残りやすく、クリーミーでミディアムボディな味わいに仕上がります。
シュガーケーンハニーからできたヘビーウォッシュをステンレス製のコラムスチルに投入し、アルコール度数45%の初溜液を作り、それをバッチケトルに入れて42時間かけて蒸留を行います。2回目の蒸留で出来たアルコール溶液はアルコール度数95%とバルベット連続式蒸留機と同一なものの、より原料由来の香味が残った、クリーミーでミディアムボディの「セミヘビーラム」になります。

3.バルベット(連続式蒸留機)で仕上げる「ライトラム」
バルベット連続式蒸留機は効率的に大量の高濃度アルコールを作る事に特化しており、軽快でシャープ、そしてフルーティな味わいに仕上がります。
糖蜜からできたライトウォッシュをステンレス製のコラムスチルに投入し、アルコール度数55%とやや高めの初溜液を作り、これをバルベット連続式蒸留機に入れて2回目の蒸留を行います。2回目の蒸留で出来たアルコール溶液はアルコール度数95%となり、アルコール度数はバッチケトルと同一なものの、より軽く、そしてシャープでフルーティな「ライトラム」になります。

 


【熟成】
ディプロマティコには21もの熟成庫があり、現在も30万樽以上の熟成を行っています。通常、熟成中には温度や湿度によって水やアルコールが蒸発しますが、これをエンジェルズシェア(天使の分け前)と呼び、ディプロマティコでは年間7-8%もの容量が樽の中身から消失します。これほどの容量の消失は非常に高いレベルで、ベネズエラの1年間の熟成スピードは、スコットランドでの3年間の熟成にあたるとされます。
さらには、蒸留によって作り分けられたタイプによって熟成を始める樽詰めアルコール度数を下記の通り加水によって調整しています。加水により調整後は、バーボンの古樽、シングルモルト古樽、アメリカンオークの新樽に樽詰めされます。

1.ポットスチルで仕上げられたヘビーラム
アルコール度数80%に仕上がった原酒を、加水によりアルコール度数55%まで調整して樽詰めを行います。

2.バッチケトルで仕上げられたセミヘビーラム
アルコール度数95%に仕上がった原酒を、加水によりアルコール度数65%まで調整して樽詰めを行います。

3.バルベット連続式蒸留機で仕上げられたライトラム
アルコール度数95%に仕上がった原酒を、加水によりアルコール度数65%まで調整して樽詰めを行います。

また、樽熟成の際は、樽を横に寝かせるように熟成を行い、一度場所を決めたら熟成が終えるまで樽に詰めたら一切触らない方法を採っています。熟成庫の中でも上部・中央・下部で温度に差があり、上部は温度が高く、ライトタイプを、中央部はセミヘビータイプを、下部はヘビータイプをといったように熟成させる位置を固定させています。温度の高い上部は熟成も早く、ライトタイプは市場へのリリースの回転率も早いため、このようにしてバランスを取っています。


熟成が完了したラムたちは、ディプロマティコのブレンディングチームによってブレンドする工程に入ります。これにより、アロマとフレーバーの最良のバランスと円熟味をもたらします。ブレンドの後、瓶詰前に銘柄によって加糖の量が選択され、糖分の添加が行われます。


 

基本情報(ボトルスペック)


原産国・地域:ベネズエラ・ボリバル共和国 ララ州 ラ・ミエル町
ブランド:ディプロマティコ
生産者:ウニダス蒸留所(ディスティレリアス・ウニダスS.A.蒸留所、D.U.S.A.)
ブレンド原酒:80%ヘビーラム、10%セミヘビーラム、10%ライトラム
熟成年数:最長12年熟成
タイプ:その他のお酒を探す > ラム > オフィシャル > ディプロマティコ レゼルバ エクスクルーシバ
樽種:EX BOURBON, EX SINGLE MALT, NEW AMERICAN OAK

原材料:サトウキビ
アルコール度数:40%
容量:700ml





テイスティングコメント~コーヒーやチョコレートに合わせても楽しめる、芳醇な味わい~

グラスに注いでみると、杏や桃、メープルシロップの強い甘味を思わせるアロマが立ち上ります。非常に滑らかな口当たり。スペイン系ラムの特徴ともいえる重厚でドッシリとした甘味。味わいにワンポイントを与えるパイナップルのような酸味は、ラムが苦手という人にも一飲の価値があることを示しています。ソーダで割ってハイボールにしても楽しめる1本です。食品事業も手掛ける信濃屋オリジナルのおつまみ「カカオ70% ひねりチョコ(200g)」は、ストレートとしてそのままでも、ハイボールでも、こちらのボトルとは相性抜群です。合わせてお愉しみいただきたい深煎りタイプのコーヒー「イタリアンバールブレンド(アラビカ100%)」も。ぜひお楽しみください。

 




ラムについて

サトウキビを原料として、芳醇な味わいからキレがあるもの、まるで熟れた果実を思わせるもの。一口にラム酒と言っても多様性に満ちており、世界各国で造られる蒸留酒として、風土や造り手の誇りとこだわりがまるで異なる味わいを造り出してくれます。また、飲み方も非常に自由度が高く、ジンやウオッカと並び、カクテルのベースとして世界中で親しまれています。


ディプロマティコはラムの中でもスペイン系ラムと呼ばれています。スペイン系ラムは、シェリー酒との関係が深く、現在でもソレラシステムを用いて熟成を得る蒸留所が多いです。ラム酒と言えばキューバが有名ですが、1862年にドン・ファクンド・バカルディが港町サンティアゴで蒸留所を開設し、1960年にキューバ革命の影響を受けてプエルトリコやドミニカ共和国に蒸留の技術者が流れることにより、カリブ海の島々でもラム酒の製造技術が広まりました。口当たりの優しいライトな味わいを好むカリブの島々と、重厚でドッシリとした甘みを好む中南米大陸と同じスペイン系でも味わいが異なるという特徴があり、造られる地域も多いです。

代表的な地域:キューバ、グアテマラ、パナマ、ニカラグア、プエルトリコ、カリブ海

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