今回、アードナムルッカン蒸留所と長年にわたり関係を築いてきた(リカーズハセガワ・RUDDER・信濃屋・田中屋、BAR水楢佳寿久)が、正規輸入代理店スリーリバーズと共に選定した2種類の原酒を日本市場向けにボトリングしました。 アデルフィ社との意見交換を重ね、「バーボンカスク100%・シェリーカスク100%」という2つのコンセプトのもと、それぞれ4樽をヴァッティングし、UKプルーフ(57.1%)で加水調整を行いました。この加水調整により、原酒同士の個性が滑らかに調和し、味わいに厚みを持たせています。さらに、UKプルーフの恩恵で力強い味わいと長い余韻が生まれ、印象的な飲み応えを楽しめます。シェリーカスクとバーボンカスク、それぞれの魅力をぜひ飲み比べてお楽しみください。
◆カスクスペック◆ Ardnamurchan2015/2016 1 x Peated HHD 2015 Spanish Oak PX 1 x Unpeated HHD 2016 Spanish Oak PX 1 x Peated Octave 2015 American Oak Oloroso 1 x Unpeated Octave 2016 American Oak Oloroso 100%Sherry Cask Matured 50/50 Peated, Unpeated
▼オフィシャル テイスティング・コメント▼ 【香り】コーヒー、インク、樟脳、革張りの家具、泥炭の煙や芝土、 後からレーズンやドライアプリコット。 【味わい】イチジク、プルーンジャム、カシューナッツチョコ、塩 水漬けのブラックオリーブ、ミディアムシェリー、複雑な熟成感。 【フィニッシュ】貝の干物、ディーゼルオイル、鉛筆、麦チョコ、 かりんとう、ヒースの花やセージ。
(アードナムルッカン蒸留所・2023年現地にて) アードナムルッカンは、高品質のシングルカスクが市場から評価され、世界のモルト愛好家から絶大な支持を得ているスコットランドのインディペンデントボトラー、アデルフィ社が設立した新しい蒸留所。 スコットランドのマル島のすぐ北にあるアードナムルッカン半島にこの蒸留所を建設し開業したのが2014年。グラスゴー中心部から北西に約250キロも離れたこの半島で操業を開始した。 ピーテッドとアンピーテッドのモルトをバーボン樽とシェリー樽で熟成させ、正統派のモルト作りを進めている。 アデルフィ社の歴史は古く、1826年にアデルフィ蒸留所として スコットランドのグラスゴーで創業、1906年には創業が停止されるが、1993年に創業時のオーナーのひ孫がインディペンデントボトラーとして活動を再開、2004年に現在のオーナーに経営権が移り、その経営を任されているアレックス・ブルースのもと、2023年に創業30周年を迎えた。 アードナムルッカンはアデルフィ社が2014年に設立、唯一無二の個性、妥協なき上質な味わい、サステナビリティへのこだわり、3つの原則を元に稼働する スコットランド西端の蒸留所だ。
(以上、輸入元資料より)
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