SCARLET APERITIVO 2025
「SCARLET The First」を発売してから一年が経ち、試行錯誤の末に漸く、納得した味わいの薬草酒が完成した。 今回初のレギュラー品となる「Aperitivo」はオレンジピール、ジャスミン、ニガヨモギ、マジョラム、ホップなどを中心に25種類のボタニカルで構成。 苦味と甘味のバランスが程よく、後からじわじわと追いかけてくるビターなテイストが癖になる1本。 同ブランドのカスクマリッジとは対照的に樽での後熟は行わず、それに合わせたボタニカル配合で軽快な飲み口に仕上がっている。 より汎用性が広がりカクテル の材料としても非常に扱いやすい1本なので、是非色々な飲み方で試していただきたい。 -Aperitivo-アペリティーボとは 「食前酒」という意味。食事の前に胃を刺激し食欲を増進させ、会話を弾ませる きっかけとなるように古くからラテン文化圏で馴染みのある習慣。
[ボタニカル] 草 : レモンバーム、ゴールデンベリースプラウト、セージ etc.. 根 : アンゼリカ,リコリス etc.. 木 : シナモン etc.. 皮 : ブラッドオレンジ etc.. 花 : パッションフルーツフラワー、ジャスミン etc.. ≪注意≫ 稀に澱があることがございますが品質に問題はありません。 変色の可能性がありますので直射日光は避けてください。

築100年の古民家”伊勢屋” この場所はもともと宿場町で、近くには江戸時代に大名が宿泊した本陣だった小原宿跡も残っています。伊勢屋酒造の「伊勢屋」とは旅籠(はたご)だった頃の屋号で、それをそのまま引き継いで創作の場として自分たちの手で酒蔵をつくりあげていきました。 目指したのは、古きよき時代の“ほんまもん”の酒 日本国内でバーや飲食店で勤務した後、ヨーロッパを周遊中にスコットランドの蒸留所を始め70カ所ほど見学。 そこで見た造り手の奥深さ、その土地の風土を生かしたお酒または農業の有様を体験し、フランスとスイスの国境に位置するポンタルリエ、スイスの町(トラヴェール)の自然や人柄に魅了され、醸造を開始しました。
「スカーレット」のベーススピリッツは桜尾のウォッカ。そして自社で栽培した10種類のボタニカルや、品質に納得し購入した国内ボタニカルと海外原料を使用しています。 アマーロには世界各地から集められたボタニカルがあったからこそできたリキュールというルーツがあるため、日本栽培のものだけでアマーロをつくってももはやアマーロではなくなるからこそ、海外原料も併せて使っています。  想像しながら創造する 味を設計する時は、ルート系の植物から味を考え、その後に果物の味を足していくといった、想像しながら創造するというスタイル。 また、名だたる蔵から購入した樽を使いブレンドしています。 「スカーレット」は海外のものに比べて砂糖の使用量が少ないため、ボタニカルの個性が分かりやすく、味に立体感があることが特徴です。 見た目も美しい「スカーレット」をぜひ一度ご賞味ください。  「スカーレット」を通じて日本で薬草酒やアマーロの認知を広げたい。そのためにも地域との連携を強め、今後は製造体験や、製品を一緒につくるサブスクリプションの会員制度なども展開していきたいと考えています。そして長期的には「スカーレット」を、“飲み物以上の価値”を見出してもらえるアマーロに育てたいと私たちは考えます。  (伊勢屋酒造代表 元永達也氏) (以上、生産者資料より) |