『Sauna Stories No.1』は、ライモルトウイスキーをプランテーション(ラム)樽に詰め、蒸留所内に新たに設けた“サウナ室”にて追加熟成させた革新的な一本です。 このサウナは、蒸留工程で発生する余熱を活用して、内部温度を最大50℃まで上昇させる設計がなされています。樽はその中でじんわりと温められ、ウイスキーは“汗をかく”ように余分な雑味を排出しながら、樽由来の複雑な香味成分を吸収します。
その結果生まれたのは、蒸留責任者カッレ・ヴァルコネン氏が「最もリラックスしたウイスキー」と語る、柔らかさと調和の取れた味わいです。 クリーミーなバニラやトロピカルなジャマイカンフルーツ、ライウイスキー特有のスパイス感、さらにブラウンシュガーのようなコクが交錯し、リラックスの中に芯の強さを秘めた風味が特徴です。
キュロ・ディスティラリーは2012年に5人の若者によって計画され、2014年に蒸留を始めた新しい蒸留所。 1908年に建築され最近は使われていなかった工場を買い取って作られた蒸留所は、100%フィンランド産ライ麦を使用した、ライ・ウイスキーとジンを生産しています。 (メーカー資料より)
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