スコットランド・地方に2016年に生まれた、クライドサイド蒸溜所から信濃屋の初となるシングルカスクでのリリースをご案内致します。
クライドサイド蒸溜所のスタイルは、クラシックなローランドらしさを残しつつ、モリソンファミリーのノウハウを活かし、1960年代のボウモアの味わいを思い描きながら、軽やかで果実味豊かなスピリットを目指して設計。モリソン家に加えてあのジム・スワン博士も酒質設計に携わっています。ローランドモルトの中でも、草っぽさやモルト感は抑え、代わりにグラスゴーを起点に、タバコやスパイスが英国に輸入されていた過去を反映し、東洋的なスパイシーさを伴う香味を形成している点もユニークな特徴です。
今回信濃屋向けに選定したカスクは、現地蒸溜所を重ねて直接訪問し、数年に渡り、カスクサンプリングを行って、厳選させて頂いた一樽。2018年に蒸溜し、2025年に瓶詰。ファーストフィルバーボンで熟成された7年熟成原酒をシングルカスク/カスクストレングスで瓶詰致しました。
鴻野氏が弊社に来社された際、一緒にこのカスクサンプルをテイスティングしたところ、本カスクのフルーティーさに非常に感動され、今回はダブルネームでのリリースとなりました。
ハウススタイルを踏襲しつつ、驚きを与えられるカスクです。是非お楽しみください。
---Tasting Note ---
比較的軽快でややオイリーな香り立ち。花梨や杏、砂糖漬けのグレープフルーツ、ウイキョウ、桂皮、お香のアジアンスパイス。微かに干藁、南国の果実露店。
口に含むと香り以上に充実したフルーティーさを感じ、ややとろみのあるマウスフィール。バニラ、屋台のあんず飴、フェンネルやカルダモン、シナモン。
フィニッシュは充実感のあるフルーティーさが長く続き、ジンジャー、ホワイトペッパー、中国緑茶のビターネス。少量の加水でより鮮やかに開花する。
THE CLYDESIDE Distillery

オーナーのティムモリソン氏の曽祖父であるジョンモリソンがグラスゴーのクイーンズドック(大型貨物船の積み下ろし港湾地区)を建設してから約150年後、その地にクライドサイド蒸留所を2017年に建設。