株式会社 篠崎 新道蒸溜所様の御協力の下、信濃屋向けに特別な一樽をシングルカスク、カスクストレングスでボトリング致しました。本カスクは、2022年溜の原酒であり、2021年に設立したばかりの新道蒸溜所の黎明期にあたる貴重な原酒です。

蒸溜開始間もない、貴重な黎明期のヘビリーピーテッド原酒で、信濃屋のオーナーズカスクです。樽詰めに際し、“新道オリジナル酵母のみ”の原酒、また通常の樽詰め度数から約55度まで加水を行って度数調整してから樽詰めを行った、弊社信濃屋向けの特別なビスポークレシピのカスクです。
その為、わずか3年の熟成年ながら早熟でフルーティー、自然な一体感。スピリッツとしての一つの完成形が感じられる、絶妙な仕上がりになりました。
革新や提案力を重んじる、新道蒸溜所の前衛的な姿勢の下、実現が許された実験的なシングルカスクです。是非、お試しください。
◆Tasting note◇
香りは、まっすぐで自然な香り立ち。若さを感じながらも、ナチュラルな樽感で自然な一体感を感じる。バニラ、ピートスモーク、乾いた土、お香、古い日本家屋、ちんすこう、次第にクリーミーさが現れ、メスカルや大福と生クリーム。
口に含むと、ピートスモークを伴って、自然な甘みがじんわりと広がる。水で伸ばした蜂蜜、落雁、リコリス、新生姜。
フィニッシュは、微かな青みを伴って、ピートスモークとクリーミーな余韻が心地よく続く。青唐辛子、メスカル
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
新道蒸溜所(SHINDO DISTILLERY)
新道蒸溜所は、福岡県朝倉市にて2021年8月に稼働を開始しました。
「THE QUEST FOR THE ORIGINAL (独創性の追求)」をコンセプトに、先人達の築かれた道を基に、「独自酵母を用いたニューメイクの徹底的な作り込み」、「様々な種類の樽を用いた熟成」など、独自の挑戦を続けております。
(以上、メーカー資料より)