今回は、弊社創業95周年記念ボトルとして選定致しました、特別な一樽をご案内いたします。 英国老舗ボトラー、ハンターレイン社の協力の下、信濃屋向けに提供されたカスクサンプルの中からテイスティングを行い、その中からのダルモア 1991年蒸溜、30年熟成のバーボンバレル熟成原酒をシングルカスク・カスクストレングスでボトリング。同社の最高峰シリーズである、オールド&レアシリーズにて信濃屋向けに瓶詰致しました。 使い古したリフィル樽による長期熟成は、正にハンターレイン社【オールド&レア】の持つ伝統。長い熟成によって織り成されるウイスキーの一体感は、時間によってのみ生み出される代物です。
ダルモア蒸溜所は、1839年創業。北ハイランドで作られており、スコッチウイスキーの中でも高級ブランドとして知られています。シェリー樽熟成への拘りでも有名なダルモアですが、こちらはバーボンタイプの原酒で、長期熟成による円熟身の伴う柔らかい麦芽風味やスパイス、濃厚な果実味、中国緑茶のニュアンスを感じつつ、往年の名ボトルに共通する、非常にフルーティーな個性が際立っているカスクに巡り会うことができました。 オールドボトルにも通じる麦の柔らかさと存在感を持ち、普遍性を感じさせ、懐かしさと新しい発見を与えてくれます。時を重ねることで、生まれた偶然の一致。バイヤーが自信を持ってお勧め出来る一本です。是非お楽しみください。
---Tasting Note --- エレガントで複雑な香り立ち。菩提樹の蜂蜜、熟成感を伴う麦芽風味、キャラメルやショートブレッドを思わせる濃厚な穀物様の甘さ、オレンジマーマレードとバタークリーム、香ばしい焼き菓子、奥からライチやドライストロベリー。 口に含むと、リッチで柔らかい口当たりで、豊かで粉っぽい甘みとフルーティーさが広がる。落雁、きなこ、ショートブレッド、ライチやマンゴスチン、次第に中国緑茶のビターネス。 フィニッシュはフルーティーな余韻が心地良く続く。 (Tasted by弊社スピリッツバイヤー)
※注意点※ 専用箱に擦れキズ、打痕等がございます。 予めご了承下さい。
ハンターレイン社。 歴史ある大御所ボトラー・旧ダグラスレイン社の元共同代表スチュワート・レイン氏が二人の息子(長男スコット氏、次男アンドリュー氏)、更には長年旧ダグラスレイン社を支えたスタッフらと共に2013年に新たに立ち上げた。 今日においては膨大なストックから厳選された質の高いボトリングは、世界中の免税マーケットでも数多く取り扱われており、蒸留所オフィシャルボトリングに次ぐと言っても過言ではないブランド価値を構築しています。 旧ダグラスレイン社の時代から主力ブランドとして長く愛される「オールド・モルト・カスク」を看板シリーズとして継承。
(以上、輸入元資料より) その他ハンターレイン商品は ≪コチラ≫から
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