第一弾となる「sora2025」は、「秋の気配が漂い始めたばかりの夏の終わり、日が傾きかけた頃」。
ブレンダーの武石によると、「どこか乾いた感じのオレンジ」だと言います。 「THE FIRSTでは「グリーン」や「イエロー」の要素が強かったけれど、今回のブレンドでは、より色づいた果実感やピーテッド原酒の中にある日光を浴びた土のような香りが「オレンジ」を連想させる。」とのこと。 ピーテッド原酒を含む複数の熟成原酒を慎重にブレンドしたシングルモルトで、前面にしっかりと香る色づいた果実のフルーティさと、後から重なるように出るピート香が広がりを感じさせます。複雑で厚みのある原酒の特徴はそのままに、より多層的になったフルーティさも楽しめるよう仕上げました。
▼テイスティング・コメント▼ 香り: オレンジ、かりん、バニラビーンズ、ほうじ茶、日光をたっぷり浴びた土、遠くの焚き火 味: アプリコット、ドライオレンジ、三温糖、りんご飴、牧草、サワークリーム フィニッシュ: ビターでオイリー、オークの燃えさし
スコットランドのフォーサイス社製ポットスチル。 初溜釜が2500L、再溜釜が1800L。 ともにストレート型を採用。 加熱方式はパーコレーター式。 再溜釜が小ぶりな分、酒質は重め。 冷却は、シェル&チューブ方式。 冷却水は豊富な地下水を用いるため、年間を通じて狙い通りの冷却が可能。 工場建屋には大きな窓があり、隣接する県道からポットスチルが見える。
麦芽は輸入麦芽をメインに使用。一部国産麦芽でもテスト済み。 今後、大分県産麦を買い付け、県産麦芽での仕込みも準備中。 1回の仕込み量は500kg。 発酵槽は、現在、木槽が1基、ホーローが4基。 ホーローは酒蔵時代のものをメンテナンスして再利用。 全ての発酵槽を木槽に変更する予定。すでに発注済みで完成を待つのみ。 木槽の材質は、ダグラスファー(樹齢数百年の米マツ)。 全て木槽に変更する理由は、安定した乳酸発酵を促すため。より複雑で香味豊かな酒質を目指す。 木槽1基あたりの仕込み量は2400L。 発酵日数は4日。
主に中古バーボンバレルを使用。 理由は、原酒の個性を感じてもらいやすいため。 樽のバリエーションは、シェリー、ワイン、ラム、アルマニャック、カルバドスのほか、国産材を用いた樽もラインナップ。順調に熟成が進んでいる。 九州とは言え、高地のため比較的冷涼な気候で、熟成は比較的ゆっくりと進んでいる。 第1熟成庫は、伝統的な「ダンネージ式」を採用。 現貯蔵庫は、酒蔵時代の貯蔵庫を利用。年内にいっぱいになる見通し。 現在、第2熟成庫の建設準備中。 こちらは「ラック式」を予定。
(以上、オフィシャルサイトより転載)
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