今回、ご案内させて頂く一樽は、 アラン蒸溜所の1996年蒸留、2023年瓶詰、26年シェリーホグスヘッド樽で熟成した原酒をシングルカスク・カスクストレングスでボトリング致しました。日本を代表するボトラーの一つで、鹿児島の雄「酒のキンコー」様とのジョイントボトルです。 こちらのカスクは、信濃屋バイヤー陣が2022年9月に英国現地を訪問し、原酒をテイスティングし、選定をしたカスクです。日本へ帰国後、「酒のキンコー」濱田氏にジョイントボトルとしてのお声させて頂き、信頼の上でジョイントボトルとしてリリースさせて頂きました。アラン蒸溜所の設立は1995年。この原酒はその翌年の1996年に蒸留され、良質なシェリーホグスヘッド樽で丁寧に保管されていた樽です。 26年の熟成を経た後、日本で度々ボトルの試飲を重ねながら、ベストな状態でリリース出来るタイミングを吟味して参りました。数年保管し、現在、ウイスキーの状態、香りや味わいが非常に整った状態だと感じております。 開封直後から、円熟感を伴って、フルーティーかつ甘やかでとても自然な香り立ちです。滑らかで伸びやかに広がるミルクキャラメル、シロップ漬けの黄桃、ふわりと戻りと感じるオレンジの花。正に、「ネクター(甘露)」という言葉がぴったりの一本。
---Tasting Note --- 香りは、円熟した果実と自然で甘い香り立ち。シロップ漬けの黄桃や熟したオレンジ、ミルクキャラメルのアロマが全体を包み込み。次第に、粉砂糖で化粧したフルーツタルト、サクサクのクロワッサン。ミラベルやオレンジブロッサム、フリージアの花。 口に含むと、バランスがよく自然な甘みが伸びやかに広がる。ライトからミディアムボディで、角の取れた麦の輪郭、シロップ漬けの黄桃、マーマレード、キウイと洋梨のクリームタルト。 余韻は、穏やかなで心地よく続く。アプリコットネクター、温かい紅茶のタンニンやビターネス、貴腐ワイン。 (Tasted by 弊社スピリッツバイヤー)
|