マスターディスティラーのビリー・ウォーカー氏の半世紀にわたるウイスキー業界でのキャリアを記念してリリースされた「過去、現在、未来」の3部作を締めくくる最終章で、「ビリー氏が一からつくりあげた原酒100%のグレンアラヒー」としての記念すべき初リリースです。
スペイサイド産ピートを焚き込んだピーテッド麦芽を使用し、バーボンバレル、ライバレル、ヴァージンオークカスクで熟成した3種の原酒をヴァッティング。4年熟成のカスクストレングスボトリング。
パンチのある味わいで、スモークしたアーモンドやシナモン、ダークチョコレートの風味が広がります。世界に10,000本の限定リリースで、日本へは140本の入荷です。
2017年にグレンアラヒー蒸溜所のオーナー兼マスターディスティラーとなった彼は、量より質を優先するために生産量を約1/5に減らし、より華やかさのある酒質になるように発酵時間を160時間へと延ばすなど、大幅な改革を行いました。この改革で生まれ変わったグレンアラヒーを知ることが出来る1本ですので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
▼テイスティング・コメント▼
色:コッパー
香り:ハニーコーム、ドライフルーツ、ヘーゼルナッツ、燻したオーク、ダークチョコレート、シナモンアップル
味:洋ナシ、シナモン、ローストアーモンド、ヘザーハニー、パイプタバコ、スモークした大麦、バニラトフィー
グレンアラヒー蒸留所は、アベラワーの町の郊外に1967年に設立された蒸溜所です。これまでブレンデッドウイスキーへの原酒供給をメインに行っており、シングルモルトとしては極めて希少な銘柄でした。シングルモルト界の伝説的プロデューサー、ビリー・ウォーカーが、「グレンアラヒー」の可能性を見出し、2017年、グレンアラヒー蒸溜所は大手メーカー傘下から独立を果たしました。
「グレンアラヒー10年 カスクストレングス」のワールドベスト受賞だけでなく、ビリー・ウォーカー自身もウイスキー業界の功労者を顕彰する「ホール・オブ・フェイム」で2021年にウイスキー殿堂入りし、今後が益々楽しみな蒸溜所です。
今もなお、最も注目を集めている蒸留所の一つです。
(以上、輸入元資料より)