今回選定した一樽は、ADラトレーの所有するカスクサンプルの中から、信濃屋のスピリッツバイヤーがテイスティングの上、シングルカスク・カスクストレングスで瓶詰致しました。
バーボンホグスヘッドで熟成の後、14カ月ソーテルヌワインバリックでフィニッシュ。
スイートでビター。秋を想わせるような雰囲気。ソーテルヌカスクの妖艶な色香が古典的なカダムを包み込みタンニンによる落ち着きと豊かな秋の果実の味わいに厚みを持たせている。
今回同時リリースとなるバーボンバレル熟成のリリースも是非お試し下さい。
▼テイスティングコメント▼
温めた蜂蜜、バニラ、バラのドライフラワー、香ばしいモルト、ジャスミンティー、サルタナレーズン、キャラメルビスケット、オークのスパイス。ブドウジュース、紅茶。
口に含むと、紅茶、蜂蜜、ドライマスカットレーズン、次第にキャラメルビスケット、生姜やナツメグのスパイス、一緒に煮詰めたアプリコット、かすかにオレンジ、ワインや紅茶のビターネス。
フィニッシュは、ドライフルーツを想わせる余韻と茶葉のタンニンとフェンネル、スパイスのビターな余韻が続く。
1868年に設立されたデュワー・ラトレー社は、当時数多くのウイスキーブランドの正規販売代理店として活動。現在では、モリソンボウモア社を経営していた“モリソン・ファミリー”の所有となっています。
リリースの度に完売のボトルが相次ぎ、、他ボトラーに真似の出来ないコストパフォーマンスの高いリリース力はラトレーの自慢。
経営からは手を引けども、オーナーであるモリソンファミリーのコネクションを感じさせる、抜群なクオリティの高い安定感は世界中のウイスキーファンからの支持を集めています。
(以上、輸入元資料より)
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